お知らせ

NTT東日本から、お客さまへのお知らせです。

お客さま各位
モバイルWi-Fiルータ「光ポータブル」の一部へのコンピュータウイルス混入について

最終更新日:平成23年1月4日
情報掲載日:平成22年9月10日
東日本電信電話株式会社

 NTT東日本が平成22年6月より提供しておりますモバイルWi-Fiルータ「光ポータブル」のうち、8月3日以降に出荷したものの一部に、コンピュータウイルス(以下ウイルス)が混入している場合があることが判明致しました。
 ウイルスが混入している「光ポータブル」とパソコン等をUSB接続すると、パソコン等がウイルスに感染する恐れがあります。(USB接続以外(無線LANおよび有線LANケーブル)の方法で接続している限り、感染しません。)
 「光ポータブル」をご利用のお客さまにおかれましては、大変お手数ではありますが、下記の方法により、(1)確認対象機器であるかの確認、(2)確認対象機器であった場合はウイルスの有無の確認および駆除をお願いします。
 また、確認対象機器をご利用のお客さまにつきましては、電子メールおよびダイレクトメール等にて個別にご案内するとともに、必要な場合はお伺いして対処いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
  なお、平成22年9月9日現在、本機器によるウイルス被害は報告されておりません。また、明日9月11日以降に出荷する機器については影響ございません。
 この度は、ご利用のお客さまに大変なご迷惑とご不便をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
  1. 発生状況
    (1)ウイルス混入している機器(以下:対象機器)、台数
    「光ポータブル タイプA(SIMロック版) PWR-100D」または「光ポータブル タイプB(SIMフリー版) PWR-100F」のうち、平成22年8月3日から9月10日に発送した機器の一部(約160台)。
    (2)発生原因
    製造過程における抜取検査を行う際に使用した検査用PC端末の一部がウイルスに感染していたため、抜取検査を行った機器の一部にウイルスが混入しました。

  2. 発生事象
     以下のウイルスが対象機器に混入しており、対象機器とお客さまのパソコン等をUSB接続した際に、パソコン等が当該ウイルスに感染する恐れがあります。
    ※対象機器とパソコン等とのUSB接続は初期設定時等に利用します。対象機器とパソコン等をUSB接続以外の方法(無線LANおよび有線LANケーブル)で接続している限り、感染しません。
     なお、ウイルス対策ソフトがインストールされ、パターンファイルが適切に更新されているパソコンには感染しません。ウイルス対策ソフトがインストールされていないパソコン、あるいは古いパターンファイルのウイルス対策ソフトでは、感染する可能性があります。

    <ウイルス名>
    弊社で確認しているウイルス名は【別紙1】のとおりです。
    ※ウイルス名は、対策ソフトメーカーにより異なる場合があります。
    <感染した場合の影響>
    感染した場合は、パソコン内のゲーム用アカウント情報等が漏洩する可能性があります。
    <影響を受ける可能性のあるOS>
    Windows 98,ME,NT,2000,XP,Vista,7,Server 2003, Server 2008

  3. 対処方法
    (1)確認対象機器であるかの確認
    1. シリアルナンバーの確認
      まず、ご利用の機器のシリアルナンバーを、【別紙2】「光ポータブルのシリアルナンバー確認手順」に沿って、ご確認ください。
    2. シリアルナンバーが確認対象機器のものであるかの確認
      ご確認いただいたシリアルナンバーを元に、ご利用の機器が確認対象機器に該当するかどうかご確認ください。
      ご確認いただくには、次の2つの方法がございます。
      Webフォームから確認する方法
      一覧表から確認する方法
    以上の手順により、ご利用の機器が確認対象機器であることが確認された場合には、次項の対処を実施願います。確認対象機器でない場合は、ウイルスの混入はございません。そのままご利用ください。(なお、確認対象機器をご利用のお客さまには、弊社からも電子メールおよびダイレクトメール等にて個別にご案内申し上げます。)

    (2)ウイルスの有無の確認および駆除
    <ウイルス対策ソフトをお持ちのお客さま>
    以下の方法にてウイルス混入の有無を確認し、混入していた場合は駆除願います。ウイルス混入していない場合は、そのままご利用ください。
    1. パソコンのウイルス感染の確認、駆除
      ・お客さまのパソコンにインストールされているウイルス対策ソフトのパターンファイルを最新のものに更新し、ウイルススキャンを行ってください。
      ・スキャンした結果、ウイルス感染が確認された場合は、ウイルス対策ソフトの指示に従って駆除してください。
      ※ウイルスが検出された場合は、パソコンに加え、外付けのハードディスクやUSBメモリ、MP3プレーヤーなど、お使いのパソコンに接続した全てのUSB機器についてもウイルスのスキャン、駆除を行ってください。
    2. 確認対象機器へのウイルス混入の確認、駆除
      ・パソコンに確認対象機器をUSB接続し、ウイルス対策ソフトによりスキャンを行ってください。
      ・スキャンした結果、ウイルス混入が確認された場合は、対象機器を初期化することで駆除できます。初期化の方法は【別紙3】「対象機器の初期化方法」をご参照ください。
      ※対象機器の初期化を実施すると機器内部に保存されているデータおよび設定情報が削除されます。
      必要なデータおよび設定情報はあらかじめパソコンを利用して保存してください。(設定情報の保存方法については、【別紙3】「対象機器の初期化方法」をご参照ください。)
    <ウイルス対策ソフトをお持ちでないお客さま>
    4項の『通信機器お取扱相談センタ』までご連絡ください。

  4. お客さまからのお問い合わせ先
    『通信機器お取扱相談センタ』
    0120-970413 (03-5667-7100※)
    ※携帯電話・PHS・050IP電話用 通話料金がかかります。
    受付時間 9:00~17:00
    ただし、年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
    *『NTT東日本 光ポータブルお客さまお問合せセンタ』は、
      平成23年1月4日20:00をもちまして終了させていただきました。
【別紙1】弊社で確認が取れているウイルス名
【別紙2】光ポータブルのシリアルナンバー確認手順
【別紙3】対象機器の初期化方法

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