IPMATE 1400RD

販売終了

2001年6月 販売を終了させていただきました。

5. 2ヶ所のLANの接続

INSネット64回線を用いて、2点間のみでのLAN間接続させる場合の設定について説明します。

[動作条件]
設定例5
※取扱説明書の「利用形態7」の構成


LAN1側の設定

(1) LAN2への接続先の設定を行います。
Custom(ISDN)設定で「回線接続先情報」→「No.1」を選択します。
メニュー サブメニュー 項目 設定例
回線接続先
No.1
接続先 接続先名 LAN2
接続先電話番号 02
ユーザID id1
認証パスワード pw1
相手ユーザID id2
相手パスワード pw2
ルーティング デフォルトルートとする チェックしない
NAT アドレス変換を使用する チェックしない

(2) バインディングリストの設定を行います。
Custom(ISDN)設定で「LAN」を選択します。
メニュー サブメニュー 項目 設定例
LAN IPアドレス IPアドレス 192.168.1.1
サブネットマスク 24(255.255.255.0)
DHCPサーバ機能を使用 チェックする
(DHCPサーバ機能を使用する場合)
提供IPアドレス 192.168.1.2~
192.168.1.250

(3) LANへのルート情報の設定を行います。
Custom(ISDN)設定で「ルート情報」を選択します。
メニュー サブメニュー 項目 設定例
ルート情報 スタティック ネットワーク 192.158.2.0
マスク 255.255.255.0
ゲートウェイ 0.0.0.0
メトリック 1
接続先 LAN2

(4) 資源共有させるためのフィルタ情報の設定を行います。
Custom(ISDN)設定で「フィルタ情報」を選択します。「NETBIOS」を透過させます。
メニュー サブメニュー 項目 設定例
フィルタ情報 簡易ファイアウォール NETBIOS 透過
「透過」の設定をする場合、プロバイダ等への意図しない発信をする場合があるため注意が必要です。

(5) SAVE後、再起動します。
これで「LAN1側」の設定完了です。


LAN2側の設定

LAN1への接続情報の設定をします。設定の手順は、「■LAN1側の設定」と同様ですので、ここでは設定例の一覧を示します。
メニュー サブメニュー 項目 設定例
回線接続先
No.1
接続先 接続先名 LAN1
接続先電話番号 01
ユーザID id2
認証パスワード pw2
相手ユーザID id1
相手パスワード pw1
ルーティング デフォルト
ルートとする
チェックしない
NAT アドレス変換を
使用する
チェックしない
LAN IPアドレス IPアドレス 192.158.2.1
サブネットマスク 24(255.255.255.0)
DHCPサーバ
機能を使用
チェックする
(DHCPサーバ機能を使用する場合)
提供IPアドレス 192.158.2.2~
192.158.2.250
ルート情報 スタティック ネットワーク 192.168.1.0
マスク 255.255.255.0
ゲートウェイ 0.0.0.0
メトリック 1
接続先 LAN1
フィルタ情報 簡易ファイア
ウォール
NETBIOS 透過

これで「LAN2側」の設定完了です。


WindowsでのLAN側の端末との資源の共有

LAN1側の端末とLAN2側の端末間での資源の共有をさせるための設定について説明します。各端末には、TCP/IPプロトコルをインストールします。複数のプロトコルがインストールされている場合は、ネットワークドライバの設定で、「TCP/IP」を標準プロトコルに設定します。

ネットワーク

TCP/IPの設定

例) LAN1側端末(192.168.1.2)
LAN2側端末(192.168.2.2)
  • LAN1側端末の設定
    c:\windows\hosts 及び c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
    192.168.2.2lan2
  • LAN2側端末の設定
    c:\windows\hosts 及び c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
    192.168.1.2lan1
設定後、リモート端末からLAN側の端末の検索方法は、次の通りです。

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