IPMATE 1500RD

販売終了

2002年10月 販売を終了させていただきました。

5. INSネット64を使用して、2ヶ所のLANを接続する

2ヶ所のLANを、INSネット64を用いて接続します。



■ 設定のポイント

■ 動作条件
LAN1を構築 LAN2を構築 LAN1側の端末とLAN2側の端末をWindowsの共有機能を用いて資源を共有する ■ 設定例
LAN1側の設定
1. 設定用のパソコンを1台決め、パソコンを本商品に接続します。
WWWブラウザを起動したのち、本商品にログインします。

LAN2への接続先の設定を行います。
2. 「Quick設定」メニューより「ISDN/LAN間接続」画面を選択します。
3. 接続先を登録します。「接続先の設定」で「追加」ボタンを押して、次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
接続先番号 No1  
接続先名 LAN2 任意の名前を設定します。
接続先電話番号 03-□□□□-△△△△ LAN2とあわせて設定してください。
ユーザID Id1
パスワード Pw1
接続方式 発信 自動接続  
接続方式 着信 着信を許可  
相手の電話番号で認証 チェックしない LAN2とあわせて設定します
相手のユーザIDで認証 チェックする  
ユーザID Id2  
パスワード Pw2  
ProxyDNS機能を使用しない チェックする  
マルチリンクPPP機能 使用しない  

[設定]ボタンを押します。

引き続き、「ISDN/LAN間接続」画面で設定を行います。
4. 電話番号の設定を行います。「電話番号(本機)」にて次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
電話番号 03-□□□□-○○○○ INSネット64の契約にしたがってください。

5. LAN情報の設定を行います。「LAN側の設定」にて次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
IPアドレス/マスク 192.168.1.1/24
(255.255.255.0)
 
DHCPサーバ機能を使用する チェックする  
提供IPアドレス 192.168.1.2~
192.168.1.250
 

6. LAN2へのルート情報の設定を行います。「スタティックルート情報」にて次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
宛先ネットワークアドレス 192.168.2.0  
マスク 24(255.255.255.0)  
ゲートウェイアドレス 0.0.0.0  
メトリック 1  
接続先 1:LAN2  
*「常時接続」「タイマ接続」の設定は不要です。初期状態のままでお使いください。

7. 「ISDN/LAN間接続」画面で[設定]ボタンを押します。
8. [SAVE]ボタンを押し、[保存・再起動]ボタンを押します。
再起動されます。
IPMATE1500RDの液晶ディスプレイに「ISDN READY」または「Layer1 Up」が表示され、POWERランプが緑点灯したら、設定完了です。
これでLAN1側の設定は完了です。

LAN2側の設定
LAN1への接続情報の設定を行います。設定の手順は「LAN1側の設定」と同様なので、ここでは設定例の一覧を示します。

「Quick設定」メニュー - ISDN/LAN間接続 - 接続先の設定
項目 設定例 備考
接続先番号 No1
接続先名 LAN1 任意の名前を設定します。
接続先電話番号 03-□□□□-○○○○ LAN1とあわせて設定してください。
ユーザID Id2
パスワード Pw2
接続方式 発信 自動接続
接続方式 着信 着信を許可
相手の電話番号で認証 チェックしない LAN1とあわせて設定してください。
相手のユーザIDで認証 チェックする
ユーザID Id1
パスワード Pw1
ProxyDNS機能を使用しない チェックする
マルチリンクPPP機能 使用しない

「Quick設定」メニュー - ISDN/LAN間接続 - 電話番号(本機)
項目 設定例 備考
電話番号 03-□□□□-△△△△ INSネット64の契約にしたがってください。

「Quick設定」メニュー - ISDN/LAN間接続 - LAN側の設定
項目 設定例 備考
IPアドレス/マスク 192.168.2.1/24
(255.255.255.0)
 
DHCPサーバ機能を使用する チェックする  
提供IPアドレス 192.168.2.2~
192.168.2.250
 

「Quick設定」メニュー - ISDN/LAN間接続 - スタティックルート情報
項目 設定例 備考
宛先ネットワークアドレス 192.168.1.0  
マスク 24(255.255.255.0)  
ゲートウェイアドレス 0.0.0.0  
メトリック 1  
接続先 1:LAN1  

これでLAN2側の設定は完了です。

WindowsでのLAN側の端末との資源の共有
LAN1側の端末とLAN2側の端末間での資源の共有をさせるための設定について説明します。
1. LAN1側LAN2側それぞれの端末に、TCP/IPプロトコルのインストール(「本商品を接続する前の準備<パソコンでの設定>」参照)を行います。
各端末に、TCP/IPプロトコルをインストールします。
複数のプロトコルがインストールされている場合は、「TCP/IP」を標準プロトコルに設定します。
2. IPアドレスとホスト名の対応付けを行います。
端末で、接続先のIPアドレスとホスト名を対応付けます。ここでは、Windowsの場合について説明します。
例)LAN1側端末にLAN2側端末(192.168.2.2)を設定する場合
c:\windows\hostsおよび c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
192.168.2.2 lan2
例)LAN2側端末にLAN1側端末(192.168.1.2)を設定する場合
c:\windows\hostsおよび c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
192.168.1.2 lan1
  1. 「スタート」→「検索」→「ほかのコンピュータ」
  2. 検索するコンピュータ名を入力 (例) lan1
  3. 対象の端末が見つかればクリックして共有リソースにアクセス

設定例詳細編のダウンロード

ファイル サイズ
set_05.pdf 約947KB
※ 設定例詳細編のPDFファイルでは、具体的な設定画面で説明しています。


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