IPMATE 1500RD

販売終了

2002年10月 販売を終了させていただきました。

8. シリアルポートから10BASE-TポートへつながるLANへ接続する(簡易LAN接続)

RS-232CポートまたはUSBポートに接続した端末を、10BASE-Tポートに接続した端末のLANに参加させることができます。 これによって、10BASE-Tポートに接続した場合と同じように、インターネットに接続したり、ネットワーク上の資源を利用できるようになります。
ここでは、INSネット64回線を利用している場合の例で説明します。



■ 設定のポイント

■ 動作条件

■ 設定例
本商品
LAN情報の設定を行います。
1. 設定用のパソコンを1台決め、パソコンを本商品に接続します。
WWWブラウザを起動したのち、本商品にログインします。
2. 端末の設定を行います。
「ルータ機能」メニューから「LAN」を選択します。
3. 「IPアドレス」にて次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
IPアドレス/マスク 192.168.1.1/24
(255.255.255.0)
プライベートアドレスを設定します。

[設定]ボタンを押します。

4. 引き続き、「ルータ機能」メニューから「DHCPサーバ」を選択します。
「DHCP」にて次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
DHCPサーバ機能を使用する チェックする プライベートアドレスを設定します。
提供IPアドレス 192.168.1.2~
192.168.1.250

[設定]ボタンを押します。

つづいて、簡易LAN情報の設定を行います。
5. 「ルータ機能」メニューより「簡易LAN接続」を選択し、次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
RS-232C用IPアドレス 192.168.1.251  
USB用IPアドレス 192.168.1.252  
LAN接続用回線番号 9999  

[設定]ボタンを押します。
 
6. [SAVE]ボタンを押し、[保存・再起動]ボタンを押します。
再起動されます。
IPMATE1500RDの液晶ディスプレイに「ISDN READY」または「Layer1 Up」が表示され、POWERランプが緑点灯したら、設定完了です。

シリアルポート側端末の設定
1. シリアルポート側の端末にダイヤルアップ設定を行います。
項目 設定例 備考
電話番号 9999 簡易LANにしたがって設定します。
IPアドレス/マスク 自動取得
回線番号 9999
サーバの種類 TCP/IPのみ
PPP設定 ユーザID   設定不要です。
PPP設定 パスワード  

2. IPアドレスとホスト名の対応付けを行います。
例)10BASE-Tポート側端末(192.168.1.2)を設定する場合
c:\windows\hostsおよび c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
192.168.1.2 lan

10BASE-Tポート側端末の設定
WindowsでのLAN側の端末と資源を共有するための設定を行います。

1. TCP/IPプロトコルのインストール(「本商品を接続する前の準備<パソコンでの設定>」参照)を行います。
各端末に、TCP/IPプロトコルをインストールします。
複数のプロトコルがインストールされている場合は、「TCP/IP」を標準プロトコルに設定します。
2. IPアドレスとホスト名の対応付けを行います。
例)シリアルポート側端末(192.168.1.251)を設定する場合
c:\windows\hostsおよび c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
192.168.1.251 remote
  1. 「スタート」→「検索」→「ほかのコンピュータ」
  2. 検索するコンピュータ名を入力 (例) lan1
  3. 対象の端末が見つかればクリックして共有リソースにアクセス

設定例詳細編のダウンロード

ファイル サイズ
set_08.pdf 約612KB
※ 設定例詳細編のPDFファイルでは、具体的な設定画面で説明しています。


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