IPMATE 1500RD

販売終了

2002年10月 販売を終了させていただきました。

22. 専用線(HSD、DA64/128)を使用して、2か所のLAN を接続する(スタティックルート使用)

2か所のLANを、専用線(HSD、DA64/128)を用いて接続します。
回線側にIPアドレス設定せず、スタティックルートを指定する場合について説明します。


■ 設定のポイント
LAN1を構築

■ 動作条件
LAN1を構築
LAN2を構築
LAN1側の端末とLAN2側の端末をWindowsの共有機能を用いて
資源を共有する


■ 設定例
LAN1側の設定
LAN2への接続先の設定を行います。
1. 設定用のパソコンを1台決め、パソコンを本商品に接続します。
WWWブラウザを起動したのち、本商品にログインします。
2. 「Quick設定」メニューより「専用線/LAN間接続」画面を選択し、次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
接続先名 LAN2 任意の名前を設定します。
回線速度 128kbit/s 契約内容にしたがう
IPアドレス/マスク 192.168.1.1/24
(255.255.255.0)
 
DHCPサーバ機能を使用しない チェックする
回線側IPアドレスを設定しない チェックする
ProxyDNS機能を使用しない チェックする
宛先ネットワークアドレス 192.168.2.0 スタティックルート情報
ゲートウェイアドレス 0.0.0.0
メトリック 1
接続先 回線

3. 「専用線/LAN間接続」画面で[設定]ボタンを押します。
4. 続いて「ルータ機能」メニューから「回線接続先情報」を選択します。
5. 「オプション」画面にて次の項目を設定します。
項目 設定例 備考
PPP認証動作 CHAP LAN2と設定をあわせます
ユーザID Id1
認証パスワード Pw1
相手ユーザID Id2
相手パスワード Pw2

[設定]ボタンを押します。

6. [SAVE]ボタンを押し、[保存・再起動]ボタンを押します。
再起動されます。
IPMATE1500RDの液晶ディスプレイに「LINE READY」または「Layer1 Up」が表示され、POWERランプが緑点灯したら、設定完了です。

LAN2側の設定
LAN1への接続先の設定を行います。
設定の手順は 「LAN1側の設定」と同様なので、ここでは設定例の一覧を示します。
 
<接続先の設定>
「Quick設定」メニュー - 専用線/LAN間接続

項目 設定例 備考
接続先名 LAN1 任意の名前を設定します。
回線速度 128Kbit/s 契約内容にしたがってください
IPアドレス/マスク 192.168.2.1/24
(255.255.255.0)
 
DHCPサーバ機能を使用しない チェックする
回線側IPアドレスを設定しない チェックする
ProxyDNS機能を使用しない チェックする
宛先ネットワークアドレス 192.168.1.0 スタティックルート情報
マスク 24(255.255.255.0)
ゲートウェイアドレス 0.0.0.0
メトリック 1
接続先 回線

「ルータ機能」メニュー - 回線接続先情報 - オプション
項目 設定例 備考
PPP認証動作 CHAP LAN1と設定をあわせます
ユーザID Id2
認証パスワード Pw2
相手ユーザID Id1
相手パスワード Pw1

 
端末の設定
LAN1側の端末とLAN2側の端末間での資源の共有をさせるための設定について説明します。
1. TCP/IPプロトコルのインストール(「本商品を接続する前の準備<パソコンでの設定>」参照)を行います。
各端末に、TCP/IPプロトコルをインストールします。複数のプロトコルがインストールされている場合は、「TCP/IP」を標準プロトコルに設定します。
2. IPアドレスとホスト名の対応付けを行います。
各端末で、接続先のIPアドレスとホスト名を対応付けます。ここでは、Windowsの場合について説明します。
例) LAN1側端末にLAN2側端末(192.168.2.2)を設定する場合
c:\windows\hostsおよび c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
192.168.2.2 lan2
例) LAN2側端末にLAN1側端末(192.168.1.2)を設定する場合
c:\windows\hostsおよび c:\windows\lmhostsのファイルに次の記述を追加します。
192.168.1.2 lan1
1) 「スタート」→「検索」→「ほかのコンピュータ」
2) 検索するコンピュータ名を入力(例)lan1
3) 対象の端末が見つかればクリックして共有リソースにアクセス

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