IPMATE 1500RD

販売終了

2002年10月 販売を終了させていただきました。

42. 特定サービスを利用(公開)する~FTPサーバを公開するフィルタ

FTPサーバを公開するためのIPパケット・フィルタリングの設定について説明します。
本商品では、外部からの不正なアタックをふせぐためにフィルタ定義「Profile1」を既に用意しています。このフィルタ設定では、外部からFTPサーバへ接続しようとしても、接続は拒否します。よって、Profile1と「FTPを公開するフィルタ定義」をあわせて使用します。



■ 設定のポイント

■ 動作条件
LAN1を構築 LAN2を構築
■ 設定例
LAN1側のIPMATEへの設定
1. 設定用のパソコンを1台決め、パソコンをLAN1側の本商品に接続します。
WWWブラウザを起動したのち、本商品にログインします。
2. 「Quick設定」メニューより「ISDN/LAN間接続」を選択し、LAN2への接続先情報等を設定します。詳細は「設定例5」の設定例をご覧ください。
 
接続先No1にIPパケット・フィルタリングのフィルタ定義を設定します。
3. 「ルータ機能」メニューで「フィルタ情報」を選択します。
4. 「IPフィルタ接続先指定」画面を選択します。
5. 接続先を選択します。
画面に、指定した接続先のフィルタ定義の設定内容が表示されます。1つの接続先に設定できるフィルタ定義は32個までです。
項目 設定例 備考
接続先 1:LAN2  

6. 評価順序を選択し、[追加]ボタンを押します。
項目 設定例 備考
評価順序 先頭  

フィルタ定義を設定するホップアップ画面が表示されます。
項目 設定例 備考
フィルタの選択 Profile1(外部からのアタックをふせぐ)  

[設定]ボタンを押します。

これでLAN1側の設定は完了です。

LAN2側のIPMATEへの設定
1. 設定用のパソコンを1台決め、パソコンをLAN2側の本商品に接続します。
WWWブラウザを起動したのち、本商品にログインします。
2. 「Quick設定」メニューより「ISDN/LAN間接続」を選択し、LAN1への接続先情報を等を設定します。詳細は「設定例5」の設定例をご覧ください。
 
「192.168.2.1のFTPサーバ」を公開するためのIPフィルタの定義を行います。
3. 「ルータ機能」メニューで「フィルタ情報」を選択します。
4. 「IPフィルタ」画面を選択します。
 
フィルタ定義のエントリ
項目 設定例 備考
フィルタ番号・フィルタ名 1:FTP  
送信元IPアドレス なし(空欄のまま)  
宛先IPアドレス なし(空欄のまま)  
送信元ポート番号 ラジオボタン:範囲指定
選択:なし
 
宛先ポート番号 ラジオボタン:プロトコルによる指定
選択:FTP
 
プロトコル番号 TCP  
動作 透過  

[設定]ボタンを押します。
 
接続先No1にIPパケット・フィルタリングのフィルタ定義を設定します。
5. 「IPフィルタ接続先指定」画面を選択します。
6. 接続先を選択します。
画面に、指定した接続先のフィルタ定義の設定内容が表示されます。1つの接続先に設定できるフィルタ定義は32個までです。
Profile2が登録済みの場合には、Pofile2を削除します。
項目 設定例 備考
接続先 1:LAN1  

7. 評価順序を選択し、[追加]ボタンを押します。
項目 設定例 備考
評価順序 先頭  

フィルタ定義を設定するホップアップ画面が表示されます。
項目 設定例 備考
フィルタの選択 1:FTP  
方向 IN  

[設定]ボタンを押します。
 
8. さらに、接続先No1にProfile1を登録します。登録済みの場合には、設定の必要はありません。
評価順序を選択し、[追加]ボタンを押します。
項目 設定例 備考
接続先 1:LAN1  
評価順序 1の上  

フィルタ定義を設定するホップアップ画面が表示されます。
項目 設定例 備考
フィルタの選択 Profile1  

[設定]ボタンを押します。

これでLAN2側の設定は完了です。
これにて、必要なフィルタ設定は完了です。

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