お知らせ
NTT東日本から、お客さまへのお知らせです。
IPMATE1000Rパケットフィルタリング設定手順
OCNエコノミーなどのプロバイダから以下のように8個のグローバルアドレスを付与されている場合の設定例です。
※ |
実際に設定では、プロバイダから付与されているIPアドレスをお使いください。 |
210. ***.***.0 |
→ |
ネットワークアドレス |
210. ***.***.1 |
→ |
ルータに割り当て |
210. ***.***.2 |
→ |
空き |
210. ***.***.3 |
→ |
空き |
210. ***.***.4 |
→ |
空き |
210. ***.***.5 |
→ |
空き |
210. ***.***.6 |
→ |
空き |
210. ***.***.7 |
→ |
ブロードキャストアドレス |
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以上8個のグローバルアドレスを割り当てられている場合には、「210.***.***.1」以外の7つのアドレスについて、すべてのアプリケーションポートを遮断する(「*」を入力)設定を行います。以下に設定手順例をご案内いたします。
IPMATE1000Rフィルタリング設定手順
1) |
PCとIPAMTE1000Rを添付のケーブルまたは市販のRS-232Cケーブル(クロス)で接続する。 |
2) |
ハイパーターミナルを立ちあげる。以下の項目の設定を確認する。(取説27ページ(7)参照)
- COM1へダイレクトを選択。(1000RをCOM1に接続している場合)
- ビット/秒=9600bps
- データビット=8
- フロー制御=Xon/Xoff
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3) |
ハイパーターミナルが立ち上がったら、1000Rの電源をONにする。 |
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<<<約65秒程度待つ>>> |
4) |
ハイパーターミナルでのパケットフィルタリングの設定を行う。(取説39ページ参照) |
以下は実際の設定画面のイメージです。
赤文字のように入力してください。
>
この行が日本語で表示されたらyを入力して下さい。
Can you read above Japanese ? (y/n): y |
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*** IPMATE 1000R 設定メニュー ***
1. 基本設定
2. 拡張設定
3. 装置情報の表示
4. 通信確認
5. パスワード設定
6. 装置リセット
該当番号を入力して下さい: 2 |
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コンフィグレーションパスワードの認証を行います。
パスワードを入力して下さい:****** |
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本商品に設定されている管理者用のパスワードを入力します。実際に表示はされません。
コンフィグレーションパスワードが認証できました。
拡張設定を行います。
1. IPアドレス設定
2. IPアドレス変換の設定
3. ルート情報の設定
4. フィルタリングの設定
5. DHCPの設定
6. SNMPの設定
7. 拡張設定の終了
該当番号を入力して下さい: 4 |
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フィルタリングデータを更新します。
作業を選択して下さい(1.登録 2.削除 3.表示 4.終了): 1 |
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フィルタリングは(1.中継 2.遮断 3.設定終了): 2 |
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フィルタリングデータを登録します。
送信元アドレスを指定します。(全ては*を入力して下さい)
IP アドレス : * |
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宛先アドレスを指定します。(全ては*を入力して下さい)
IP アドレス : 210.***.***.0 |
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実際のIPアドレスを入力して下さい。
アプリケーションを指定します。(全ては*を入力して下さい)
1.telnet 2.ftp 3.nntp 4.gopher 5.http 6.snmp: * |
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以下のように登録されます。
遮断
送信元アドレス :0.0.0.0 マスク:0.0.0.0
宛先アドレス :210.***.***.0 マスク:255.255.255.255
アプリケーション:*
登録しますか(1.する 2.しない):1 |
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フィルタリングは(1.中継 2.遮断 3.設定終了): 2 |
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フィルタリングデータを登録します。
送信元アドレスを指定します。(全ては*を入力して下さい)
IP アドレス :
※1 |
同じように空きIPアドレスとブロードキャスト、ネットワークアドレスに対して、フィルタリングの設定を行います。 |
※2 |
DNSサーバを設置している場合は、DNSサーバに割り当てたIPアドレスについてはフィルタリング設定の必要はありません。 |
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空きIPアドレスとブロードキャスト、ネットワークアドレスのフィルタリング設定後、以下のとおり設定します。
フィルタリングは(1.中継 2.遮断 3.設定終了):3 |
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フィルタリングデータを更新します。
作業を選択して下さい(1.登録 2.削除 3.表示 4.終了): 1 |
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拡張設定を行います。
1. IPアドレス設定
2. IPアドレス変換の設定
3. ルート情報の設定
4. フィルタリングの設定
5. DHCPの設定
6. SNMPの設定
7. 拡張設定の終了
該当番号を入力して下さい:7 |
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設定した内容を有効にする為には、装置をリセットする必要があります。
1. 設定内容を有効とする為リセットする
2. 設定内容をキャンセルして、メインメニューに戻る
99. 設定内容を出荷状態に戻してからリセットする
該当番号を入力して下さい: 1 |
|
装置をリセットしてよろしいですか (1.はい 2.いいえ): 1 |
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<<<1000Rが再起動し、設定される>>>
<<<65秒程度待つ>>> |
>
この行が日本語で表示されたらyを入力して下さい。
Can you read above Japanese ? (y/n): |
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上記表示がでたら、ハイパーターミナルを終了してください。以上で設定は完了です。