メンテナンス
設定値の保存&復元
これまでに設定した各種内容は、すべて本商品のフラッシュメモリ内に、ユーザ設定として保存されています。
設定の保存を行うと、ユーザ設定をファイルに保存し、その内容で元の設定に戻すことができます。
※「Web設定」画面に表示されているボタンについての説明はこちら
[設定値の保存]
設定内容を保存する場合
ご注意
- 「設定値の復元」を行うとき、その設定値の保存時に設定されていた機器設定用パスワードが必要となります。機器設定用パスワードはお客様にて厳重に管理してください。
- [ファイルに保存]をクリックする
- 以降、お使いのパソコンに搭載されているOS、ブラウザの指示に従いファイルを保存する
※ファイルが保存される領域は、お使いのパソコンに搭載されているOS、ブラウザの設定により異なります。
※設定内容を保存したファイルは、「(保存した年月日)-(時分)_(機種名).config」の組み合わせで自動生成されたファイル名で保存されます。
[設定値の復元]
保存内容を復元する場合
- [参照]をクリックする
- お使いのパソコンに搭載されているOS、ブラウザの指示に従い、設定内容を保存したファイルを指定する
- [復元実行]をクリックする※
- [OK]をクリックする
アップロードが完了すると本商品が自動的に再起動し、再表示を促す画面が表示されます。[再表示]をクリックして画面を再表示してください。復元された設定で動作します。
※「Web設定」画面に「設定値の復元が実施できません。」と表示された場合は、パスワードが間違っている可能性があります。「設定値の復元」には、「設定値の保存」を行ったときの機器設定用パスワードが必要です。パスワード入力欄には、初期値として現在設定されている機器設定用パスワードが入力されていますので、保存時の機器設定用パスワードを入力し直してから、[復元実行]をクリックしてください。
お願い
- 設定内容をフラッシュメモリに書き込みます。書き込み中は、本商品の電源を切らないようにしてください。フラッシュメモリへの書き込み中に電源を切ると、本商品が動作しなくなります。
- 保存内容を復元する場合は、本商品とパソコンをLANケーブルで接続して復元してください。無線接続の場合、本商品を交換した際にSSID・暗号化などが一致しないため、通信できなくなる可能性があります。
→設定方法はこちらをご覧ください。
お知らせ
- 設定内容はすべて復元された設定ファイルにより上書きされます。
- 設定ファイルのディレクトリ(フォルダ)名、ファイル名には半角英数記号文字を使用し、全角文字および半角カタカナを使用しないでください。設定ファイルが復元できない場合があります。
- ディレクトリ(フォルダ)名やファイル名には、\ / : * ? " < > | は使用できません。
- ご契約を変更された場合、変更前に保存した設定ファイルは使用しないでください。設定内容が正しく復元できません。
- 機器設定用パスワードは復元されません。
- 以下の設定値は復元されない場合があります。復元の操作後に必ず設定内容を確認してください。
- 無線ネットワーク名(SSID)
- 事前共有キー(PSK)
- WEPキー
- 無線ネットワーク名(SSID)の隠蔽(ANY接続拒否)
- ファームウェア更新種別
- DHCPv4サーバ設定
- お客様のご利用環境によっては設定値の保存・復元の際には時間がかかる場合があります。
- 他機種のバックアップファイルを指定した場合、一部機能の設定は復元できない可能性があります。
- 通話中に設定値の復元を行うと通話が切断されます。
本ガイドにおける本商品の外観図や画面イメージについては、RX-600MIの場合を例に説明しております。
PR-600MIも設定手順等は同様です。