無線機能
暗号化
本商品の無線LAN通信では、WPA/WPA2/WPA3の暗号化方式がご利用になれます。
お知らせ
- 暗号化は、必ず本商品と、本商品に接続する無線LAN端末で同じ設定にしてください。
- 本商品の拡張カードスロットに装着できるのは、「SC-40NE「2」」のみです。
他の無線LANカードを装着しないでください。
WPA/WPA2/WPA3 (Wi-Fi Protected Access)
WPA/WPA2/WPA3は、Wi-Fi Allianceの暗号化プロトコルです。
WPA/WPA2で使われるTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)は、そのキーを一定時間ごとに自動的に変更するので、不正な解読が困難になります。
WPA/WPA2/WPA3で使われるAES(Advanced Encryption Standard)は、128/192/256bitのキーを用いる標準暗号化方式です。
WPA-PSK/WPA2-PSK(Wi-Fi Protected Access Pre-Shared Key)は、WPA/WPA2セキュリティ設定の1つです。
Pre-Shared Keyを 使って認証を行うので、認証サーバを用意しなくてもWPA/WPA2セキュリティ設定を使用できます。
WPA3-SAE(Wi-Fi Protected Access3 Simultaneous Authentication of Equals)は、WPA3のセキュリティ設定です。 Simultaneous Authentication of Equalsを使って、パスワードをそのまま認証に使わずに通信の都度、演算を行い、高度なカギを双方で同時に生成し、その一致を確認します。また、キーは認証するたびに演算、生成されるので、キーが漏洩しても通信内容を盗み見ることが可能なのはそのときの通信だけに限られます
[AES]
強
>
← [暗号強度] →
[TKIP] の順で強い
暗号がかかります。
弱
※認証方式の強度
[WPA3]
強
> [WPA2] >
←-------→
[WPA]
弱
お知らせ
- 本商品と接続されている無線LAN端末の間で暗号化を行うときは、事前共有キー(PSK)を同じ値に設定してください。
- IEEE802.11acおよびIEEE802.11nで通信を行うためには、無線LAN端末の無線の暗号化を「WPA2-PSK(AES)」 もしくは「WPA3-SAE(AES)」、「WPA2-PSK(AES)/WPA3-SAE(AES)」、「なし」に設定する必要があります。 ただし、セキュリティ上、暗号化を「なし」でのご使用は推奨しません。
設定方法
暗号化は、暗号化を行う本商品と無線LAN端末のそれぞれに設定する必要があります。
(1)本商品を設定する
「Web設定」
2.4GHz帯「SSID-1/SSID-2」の場合
- 「無線LAN設定」-「IEEE802.11b/g/n設定(2.4GHz)」-[SSID設定]で設定する
5GHz帯「SSID-3」の場合
- 「無線LAN設定」-「IEEE802.11ac/n/a設定(5GHz)」-[SSID設定]で設定する
(2)無線LAN端末を設定する
ご利用の無線LAN端末に付属の取扱説明書などを参照の上、設定してください
お知らせ
- 本商品と無線LAN端末の暗号化の設定が一致しない場合は無線LAN通信できません。