WAN側機能
PPPoEブリッジ
PPPoE(PPP over Ethernet)プロトコルを搭載しているパソコンやゲーム機などを接続できます。
ルータではNAT機能によってIPアドレスが変わり、特定のアプリケーションが使えない場合があります。
その場合、PPPoEブリッジを用いると、ご利用の端末に直接グローバルIPアドレスを取得できます。
PPPoEブリッジを使用して本商品のLAN側に接続した機器(パソコンやゲーム機など)からの接続数と、本商品から接続する接続先の、接続数の合計は契約内容によって制限されます。
ただし、下記のような状態では、PPPoEブリッジでのみ動作します。
- 本商品に対して、何も設定を行っていない状態。(工場出荷状態)
- 「Web設定」の1回目のログイン時に、「設定ウィザード」の[利用タイプの選択]で、利用タイプを「PPPoE方式を利用しない」に設定し、その後、接続先設定を行っていない状態。
- 「ルータ設定」-「高度な設定」の[ブリッジ設定]で「PPPoEブリッジ」を「使用する」に設定し、「基本設定」-「接続先設定(IPv4 PPPoE)」の[接続先の選択設定]で、「接続可」を 1つもチェックしていない状態。
PPPoEブリッジ機能でできること
1. PPPoEブリッジ機能を使ってできること
- パソコンのOSに標準搭載のPPPoE機能を使用して、インターネットなどに直接接続できます。
- PPPoE対応のゲーム機を接続できます。
お知らせ
- データ通信ランプは、本商品がPPPoE変換をしているPPPセッションの状態を表示します。
しかし、本商品のPPPoEブリッジ機能を利用して、パソコンやゲーム機などのPPPoE機能から接続する場合には、そのPPPセッションの状態が反映されません。
2. PPPoEブリッジ機能を使ってパソコンに搭載のOSでサポートされている機能やゲーム機などの接続を実現するために必要な条件
本機能を使ってパソコンに搭載のOSでサポートされている機能やゲーム機などの接続を実現するためには下記の条件が必要です。
- 利用するパソコンおよびゲーム機などの端末がグローバルIPアドレスを取得できること。
- これらの機能を使って通信する相手も同様の環境であること。
お願い
- アプリケーションの操作方法は、パソコンなどのサポート窓口にお問い合わせください。
- ゲーム機の使用方法などについては、ゲーム機の取扱説明書などを参照してください。
- ルータを介さない通信となりますので、必要に応じて、パソコン上にファイアウォールのソフトウェアをインストールするなどセキュリティの対応をお願いいたします。
設定方法
(1) 本商品の設定をする
「Web設定」で設定します。
本商品の設定は、PPPoEブリッジの初期値が「使用する」になっています。
「Web設定」
- パソコンを起動する
- Webブラウザを起動し、「Web設定」のページを開く
Webブラウザのアドレス欄に「http://ntt.setup/」もしくは本商品のIPアドレス「http://192.168.1.1/」(工場出荷時)を入力後、パソコンのEnterキーを押します。 - 「ユーザー名」に「user」を、「パスワード」に機器設定用パスワードを入力し[OK]をクリックする
「ユーザー名」は、半角小文字で入力してください。 - 「ルータ設定」-「高度な設定」をクリックする
- [ブリッジ設定]で「PPPoEブリッジ」を「使用する」に設定する
- [設定]をクリックする