ルータ機能
DHCPv4サーバ
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとは、LAN上のパソコンなどが起動すると、その都度、IPアドレスなどのネットワーク利用に必要な設定情報を、本商品から各パソコンなどに自動的に割り当てる機能です。
これにより、各パソコンなどでネットワークの詳細な設定を行わなくても、LANやインターネットなどに接続できます。
設定方法
「Web設定」
- 「ルータ設定」-「DHCPv4サーバ設定」で設定する
お願い
- LAN側に別のDHCPサーバがある場合やDHCPを使用しない場合には、「DHCPv4サーバ設定」で「DHCPv4サーバ機能」の「使用する」のチェックを外し、パソコンのIPv4ネットワークの設定で下記の設定をする必要があります。
Windows(R) 10 の場合
- 「次のIPアドレスを使う」にチェックが入っている。
- IPアドレス:パソコン側のIPアドレスを任意で入力する。
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ:本商品のIPアドレスを指定する。
- 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にチェックし、「優先DNSサーバー」に本商品のIPアドレスを指定する。
macOS の場合
- IPアドレス:パソコン側のIPアドレスを任意で入力する。
- サブネットマスク:255.255.255.0
- ルータ:本商品のIPアドレスを指定する。
- 「DHCPv4サーバ設定」で[IPアドレス/マスク長]の設定値を変更した場合は、それらの設定値に合わせて[DHCPv4サーバ]、「DHCP固定IPアドレス設定」およびパソコンのIPv4ネットワークの設定を変更してください。正しく設定しないと各パソコンが本商品と通信できなくなります。
お知らせ
- DHCP固定IPアドレス設定
DHCPv4サーバ機能で各パソコンなどに配布するIPアドレスを、特定のMACアドレスには特定のIPアドレスを配布することが可能です。
固定割り当てのパターンを最大50件設定できます。
IPアドレスは、「DHCPv4サーバ設定」の[DHCPv4サーバ]で設定した割り当て範囲から指定する必要があります。